文系や社会人に人気の医学部編入試験の詳細

医学部編入 社会人・学士編入ガイド

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医学部に編入が出来れば、大学の途中で医学部にいきたいと思い立った人には、何よりのチャンスと思われますが、学士編入と言われるもので、社会人入試制度の一種です。これは大学の途中から編入されるものではなく、大学を卒業してから再入学するものです。したがって医学部編入のハードルは、大学の医学部受験よりむしろ高いと言えます。


アメリカなどの大学では、文科系でも理科系でも学科に関係なく、在学中から医学部へ編入する人は多いと聞きますが、そのためには編入後の学費や、長期の授業コースをクリアしていかなければならず、学生の負担も生半可なものではありません。

医学部編入 文系

日本では、医学部編入の制度を採用している大学自体が少なく、また文科系卒業の学士には、理科系の問題の出題が多いため、アメリカの大学とは別の意味でハードルが高いと言えます。学士向けの医学部編入の制度がある日本の大学としては、私立系の大学に多いのも特徴と言えます。社会人入試制度として国が音頭を取っているならば、国公立大学でも積極的に医学部編入の制度を取り入れても良いと思いますが、今のところ地方の国公立の大学に止まっています。


医学部編入の制度が取り入れられた背景には、深刻な医師不足があるのは自明のことですが、それに対する大学の対応は、量的にも質的にも十分なものとはいえません。大半の大学が受け入れる医学部編入の学生の数は、20人にも満たないもので、それに対して応募者の数は30倍から50倍とかなりの倍率になります。また2年生への編入になりますからになりますから、編入試験に受かっても留年する人が多く、医学部編入は、それを希望する学生にとって、通常の医学部受験よりも難しいと言えます。

医学部編入試験の合格者

こうした事情から、人気の割には実際の医学部編入試験の合格者は少なく、その目的からすれば、はなはだ実効性の薄い制度と言えます。国家試験の医師免許の試験以後のインターン制などさまざまな改革がなされていますが、基本的な医学部改革にメスが入った改革でなければ、今日の硬直した医学界の改革にはなるとは言いがたく、形ばかりの制度改革といわれてもしょうがないでしょう。

その一方で、私学系の大学では、少しずつではあっても、医学部編入の枠が広がりつつあります。この傾向は少子化による学生の激減が背景にあるとは申せ、極めて歓迎すべき事であり、一人でも多くの医師が生み出され、医療サービスが受けられない地域の改善が期待されるところです。

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