最近人気のボイストレーニング。声優や俳優・アナウンサーの仕事を目指している人だけではなく、会社員でもボイストレーニングを学ぶ人が増えています。会社で人前でパワーポイントなどを活用し、プレゼンをする機会が増えたため、声の出し方や姿勢を学ぶ人が増えています。
ボイストレーニングの資料請求が大変な騒ぎになっているそうです。
なぜ、ボイストレーニングの資料請求が多くなっているかと言うと、ボイストレーニングに関するサイトが多くなり、ボイストレーニングについていろいろ説明されて、若い人たちを啓蒙しているためではないかと思われます。
また、後藤真希が実弟の逮捕騒動で芸能活動を休止している間に、ロサンジェルスで、ボイストレーニングを受けている報道も、ボイストレーニングの資料請求の盛り上がりの原因のひとつになったと言えるかもしれません。若い人たちに歌や演劇、映画などに関わりたい人は多いはずで、そのための基礎としてボイストレーニングが必要なのは、どの分野でも当たり前の話です。
ボイストレーニングの資料請求する場合、どの分野のボイストレーニングをするか、事前に決めておく必要がありますが、基本的には、ボイストレーニングの資料請求をする学校によって、ボーカルトレーニング専門と演劇やアナウンス、ナレーションなどのボイストレーニングとに分かれます。発声といっても、歌を歌うボイストレーニングと、演劇などでのボイストレーニングとでは、およそ別物と考えたほうがよいです。
音楽分野のボイストレーニングは、人間の身体を楽器に見立てて、いかに声量を出して、高音域まで音域を広げる事に注力しますが、演劇などは、言葉を伝えることが第一義ですから、声が通る事に注力されます。声量と言う意味では確かに同じですが、ボイストレーニングが表現するものが音楽と演劇で異なる発展を遂げてきた事は興味深いと言えます。
ただし音楽でも演劇でも、行くところまで行き着いた人のボイスは、立体的で奥行きがあります。勝ってニッカの宣伝にオーソン・ウェルズが出演していたとき、彼のボイスの立体感に圧倒された事がありますが、まさに発声の芸術と言えました。
ボイストレーニンの資料請求が多くなったことは、日本の音楽シーンにしてみれば歓迎すべきことで、これで日本人のポピュラー歌手も、まともな発生が出来るようになれば、何よりです。実際今の日本人の歌手の発声の拙さは、目を覆いたくなります。
歌手として独立したジャンルでプロを目指すのであれば、すべからくボイストレーニングをやってしかるべきです。既に夭折した本田美奈子さんの例を引くまでもなく、ボストレーニングによって、歌手の歌唱力は飛躍的に豊になることは明らかで、マイクとスピーカーに毒された日本の歌手では、世界に飛躍する事は出来ません。