学士・社会人の薬学部編入状況について

薬学部へ編入の状況

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薬学部編入に限らず、大学在学中に編入した他の学部で勉強する事例が、最近多く見られます。確かに18歳かそこらで人生の進路を決めさせられて、好きでもない分野の勉強をするより、編入して好きな学部の勉強をしたいというなのは、当たり前の話であって不思議はありません。


アメリカなどの大学では、学部編入は比較的容易に出来ますが、卒業するまでが大変です。それだけに大学卒業生である学士の称号にもそれなりに重みがあるわけです。日本の場合は、今でも受験まで勉強して大学に入学すれば、勉強しなくなるのは今でも昔も大差ありません。

それは本来勉強したいと思って入った大学の学部ではなく、偏差値から自動的に選択された学部に他ならないからです。将来なりたい職業のために勉強するのが、大学での勉強なのに、それが出来ないというのがそもそもおかしいと言えます。

薬学部 改正学校教育法と薬剤師法改正案

薬学部編入は、改正学校教育法と薬剤師法改正案により2006年から薬学部の6年制移行が始まって、従来2年次の薬学部編入試験だけでなく、3年次の薬学部編入をする大学も増えてきて、本来6年かかる薬学部の卒業が4年で出来ると言うメリットが生まれてきました。


薬学部編入は医学部編入などよりは、はるかに敷居は低いとはいえ、同じ大学で在学中に薬学部編入が出来る大学はそんなに多くはありませんし、学士編入や社会人編入を行なっている大学も、まだまだ多くはありません。また国立大学では6年制よりも「4年制+2年制」を支持しているため、ほとんど医学部や薬学部の編入制を採用しておらず、試験も行なっていません。


薬学や医学部に対する国立大学の考え方は、研究重視のもので、実際の医療に携わる人材の育成という国の方針とはかなりはズレがあると言えま。しかし学生の立場からすれば、勉学の選択肢が、大学受験だけでなく薬学部編入と言う形でも広がる事は、喜ばしいことで、少ない募集人員に対して、多くの受験者が押し寄せています。

薬学部編入 予備校

そうした薬学部編入の人気にあやかるような形で、通常の予備校でも薬学部編入ようのクラスを設けるなど、あわただしい動きを見せています。また編入試験専門の予備校もあって人気になっていますが、こうした編入試験の人気の背景には、大学の学部制度の硬直性が原因と考えられます。


その一方で、従来の薬学教育では、医療現場での薬学の人材のニーズに応えられることは出来ず、日本の医療サービスの低下を招いています。薬学部編入が特殊な制度として見なされている限り、日本の薬学教育は、その責任を果たしているとは言いがたいでしょう。

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